
固有スキルを除くと最終直線でのみ発動する直線スキルは、それほど多くはありません。直線スキルと聞いて真っ先に浮かぶ「先行直線〇」や「中距離直線〇」などは、直線ならどこでも発動する可能性があります。
今回は、最終直線で発動する「ありったけ」と「末脚」の強さを比較してみました。「ありったけ」は、中距離で使えるスキルになるので、その点はご注意ください。
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「末脚」は最終直線スキルではない
まず最初に断っておきたいのですが、厳密に言うと「末脚」は最終直線で発動するスキルではありません。ただし、ほぼ最終直線で発動することから、最終直線で発動するスキルと同じ扱いで問題ないかと思います。
「末脚」の説明文をみて見ると、
末脚
ラストスパートで速度がわずかに上がる
最終直線とは書かれておらず、「ラストスパートで」と書かれています。発動条件については、
発動条件を見て分かる通り、レース終盤に入ってすぐには発動しません。レース終盤の後半に入ってから発動します。
レース終盤の後半ってどこら辺?って感じですが、基本的には、最終直線に入ってから発動します。ただし、最終直線のどこで発動するかはランダムになるので、最悪の場合、ゴール手前で発動することも考えられます。
直線以外で発動する可能性のあるコースとしては、天皇賞[春](京都3200m)のコースが該当し、最終コーナーの出口あたりで発動することがあります。ただし、ランダム発動なので、最終直線で発動することもあります。
レース終盤とラストスパートの関係性について説明すると、
もう少し細かく説明すると、スタミナが足りていたら、レース終盤に入ってからゴールまでがラストスパートモードで、スタミナが足りていないと、レース終盤に入ってからある程度進んだ地点からゴールまでがラストスパートモードとなります。
「ありったけ」は特定の場所で発動する
ランダムな区間で発動する「末脚」と違って「ありったけ」は基本的には発動場所が固定されているので、計算しやすいスキルと言えます。
ちなみに、「直線一気」も発動場所が固定されている直線スキルになります。上位スキルの「迫る影」についても同様に。この二つに関しては、速度ではなく加速力が上がるスキルになります。
ありったけ
ラストスパートの直線で好位置にいると速度がわずかに上がる<中距離>
直線一気
ラストスパートの直線で加速力がわずかに上がる<作戦・追込>
ちなみに、「ありったけ」の上位スキルは「決死の覚悟」になります。サポートカードのSSRナカヤマフェスタが所持しています。
「ありったけ」と「末脚」の比較
「ありったけ」と「末脚」の比較をしていきたいと思います。
発動場所の比較
発動場所に関しては、先ほど述べた通り、「末脚」はランダムな区間で発動するのに対して、「ありったけ」は発動場所が固定されているので、「ありったけ」の方が使いやすいスキルと言えます。
発動条件の比較
「末脚」は順位条件などがないので、問題となるのは「賢さ」による判定だけとなります。
それに対して「ありったけ」は、中距離で使えるスキルで、さらには、順位率が20%~60%のときじゃないとダメなので、「逃げ」には不向きなスキルとなります。チャンミ(9人のレース)では2~5位のときに発動条件を満たせます。
以上のことから、発動条件に関しては、「末脚」の方は何も考えずに使えますが、「ありったけ」の方は発動条件を気にする必要があります。
スキルの効果量などの比較
続きましては、「ありたっけ」と「末脚」のスキルの効果量について比較していきたいと思います。ついでに「決死の覚悟」と「全身全霊」についても。
スキル名 | 速度の効果量 | 基準持続時間 |
ありったけ | 0.15m/s | 2.4s |
末脚 | 0.15m/s | 2.4s |
決死の覚悟 | 0.35m/s | 2.4s |
全身全霊 | 0.35m/s | 2.4s |
上の表より、「ありったけ」と「末脚」は速度の効果量、基準持続時間ともに同じことが分かりました。
ちなみに、「ありったけ」と「末脚」が完全に有効発動した場合、スキルが発動したことによって稼げる距離は、0.36mとなります。ただし、レース中はブロックされたりすることがあるため、必ずしも0.36m稼げるわけではありません。
「決死の覚悟」と「全身全霊」が発動したことによって稼げる距離は、0.84mです。
まとめ
最初から読んで頂いた方でしたら、既にお分かりかと思いますが、発動場所に関しては、「末脚」がランダムな区間で発動するため、ゴール前で発動したときに無駄が生じてしまいます。
それに対して、「ありったけ」の方は基本的に発動場所が決められているので、個人的には「ありったけ」の方が優秀だと思います。基本的にと言ったのは、条件に「ラストスパート中」とあるので、スタミナが足りていないとラストスパートに入る場所が後ろにずれるため、発動場所がずれるからです。
「末脚」の方が優れているのは、発動条件ぐらいだと思います。「ありったけ」は、順位条件が「順位率が20%~60%」となっています。チャンミ(9人のレース)では、「2~5位」のときになります。
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